メンタルウェルネストレーニング協会 顧問
一般社団法人 日本レジリエンス医学研究所代表理事
鎌倉元気クリニック院長
松村 浩道
現在、高度に専門化・細分化された西洋医学は、ともすると「臓器別医療」、「木を見て森を見ず」と揶揄されることがあります。こうした背景には、デカルト以降主流になった心身二元論(心と体は別のものであるという考え)や還元主義(部分を寄せ集めたものが全体であるという考え)がありますが、心と体は密接に関係していますし、人という存在の総体は、決して部分の寄せ集めではありません。また同時に、人は単独・孤立に存在するのではなく、
それをとりまく環境すべてと繋がっている、
すなわちホリスティックな存在なのです。
生活科学として、心と体に対するアプローチを適宜日常生活に取り入れながら
心身共に健康的な日々を送るための訓練であるMWTは、
ホリスティックの考え方とも合致したトレーニングです。
私がMWTをお薦めする所以です。