サッカーワールドカップ2018、日本代表の挑戦が終わりました。

頂点を目指す戦いは、これから佳境を迎えますが、大会開幕以来どこにいっても日本代表の話を耳にする機会が多く、こうやってアレコレ会話をすることが理屈抜きに楽しいんだろうなと感じていました。

ちなみに、今回の日本代表チームには、メンタルトレーナーと呼べるような心理面の専門家がいなかったそうです(選手個々が契約しているトレーナーはいたようですが)。日本の他の競技団体についても似たり寄ったりで、海外と比較した場合、日本のスポーツ界には“メンタル”を重視する(きちんとした指導者の下でメンタルをトレーニングする)発想が弱いため、そういう態度が、ひょっとすると昨今の指導現場におけるトラブルとも通底しているのかなとか。ま、これはかなりバイアスのかかった意見だと思いますが。

能力が最大限に発揮されて、しかも成長を促すために必要なメンタル面の要素は、積極的な態度で楽しむことですから、その辺りの理解が浸透すると、選手にとっても指導者にとっても、今は欠けているピースの一つが見つかるのかも知れません。