前回のエントリーでは
価値ある人生を送るための必要十分条件
・リラックス
・集中
・イメージ
・満足感(願望+確信+期待感)
という話をしました。
イメージと満足感は、主観的に確認しやすいと思いますが、リラックスと集中は、何となく分かりにくいかも知れません。本当にリラックスできているのか、集中できているのか。
とはいえ、リラックスと集中は、どちらも、価値ある人生を送るための必要条件であると同時に、十分条件の満足感(願望+確信+期待感)に繋がる重要な要素でもあります。そこで、それらの状態を「脳波」で視覚化するのが、メンタルウェルネストレーニング(MWT)です。
これまで、色々な分野で活躍している人の脳波を測定してきた結果、リラックスかつ意識集中して能力を発揮できている場面では、ほぼ例外なく、アルファ波と呼ばれる律動的な共鳴振動波が強く計測されました。ただし、アルファ波自体は、どのような場面の脳波にも必ず含まれているため、重要なのは、その優位性や持続性、つまり、必要な場面でアルファ波状態を制御できるかどうかということです。
脳力(脳の働き)には、生まれ付きの部分と、身に付けていく部分があり、脳の使い方に属する後者は、トレーニング(経験)次第で決まります。それが、「人生には二度の誕生がある」と言える由縁です。