2020年7月

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メンタルウェルネストレーニングでは、(メンタルのトレーニングという名称でありながら)メンタルというよりも脳をトレーニングします。脳育のような感じで、不安よりも期待、不満よりも満足をより強く感じられるように、期待感と満足感が高まりやすい脳を育てていきます。

不安や不満というと、何かしらストレスのような外的要因をもとに作られると思うかも知れませんが、はたしてそうなのでしょうか?例えば、同じ環境に身を置いても、不安を感じる人もいれば期待を感じる人もいる、不満を感じる人もいれば満足を感じる人もいるというように、私たちの感じ方は、私たちの脳がどう反応するかにかかっているのではないでしょうか?

自分の脳がどう反応するかは、これまでの経験(脳の使い方)に強く影響を受けています。そして、経験から強く影響を受ける=後天的な要素が大きく関わるということであり、そこから、日々のトレーニングによって、脳の使い方が変わる可能性も大いに残されているという考え方に繋がっていくわけです。

苦しい場面を乗り越えることでメンタルが鍛えられる―それはそれで一つの真実でしょう。そのためにも、では、どうすれば苦しい場面を乗り越えられるのか?乗り越えようとする気力が湧いてくるのか?

その原動力は未来への希望です。希望が実現することで、大いなる満足感を得られるという期待感が、行動へのエネルギーを生み出すのだと思います。

人の主体的な行動は、期待と満足が循環する時に発揮されやすくなります。その意味でも、メンタルウェルネストレーニングでは、期待感と満足感が高まりやすい脳の育成を目指しているのです。

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