ご覧になった方も多いと思いますが(思いたいですが)、川越英隆さんとの対談動画を、MWT協会のYouTubeチャンネルにアップしました(全10回)。
川越さんは、プロ野球のオリックスバッファローズなどで投手として活躍された方で、引退後は、千葉ロッテマリーンズで投手コーチを務めていました。2022年の退団後、2023年~株式会社tsuzuki BASEさんが運営する野球スクール「Glowing Academy」で指導をしながら、「ウェルネストレーニング教室・横浜鶴見校」の開校に向けて準備を進めていたところ、2024年~福岡ソフトバンクホークスの4軍ピッチングコーチへの就任が決まりました(教室の開校は延期)。
2024年の福岡ソフトバンクホークスと言えば、協会の相談役・志賀一雅がメンタルトレーニングを担当してきた小久保裕紀さんが1軍の監督に就任され、更に、協会の顧問である倉野信次さんが投手コーチ兼ヘッドコーディネーターに就任されるなど、これはもう、会社としても応援するしかない状況です。
対談を収録したのは、コーチ就任が決まる前の2023年7月23日。横浜にある「Glowing Academy」の施設を訪問しましたが、私も中学・高校と野球部に所属していたため、自分の学生時代を思い出しながら、練習環境の変化を実感した次第です(詳しくは動画にて)。
また、対談の中でも話したことですが、現在は、あらゆる分野においてプロとアマチュアの情報格差がほぼなく、環境面でも情報面でも、すべての人に十分すぎるものが与えられている状況です。そのような中で独自性を発揮するのは難しいことだと思いますが、それに対する一つの回答として、複数分野の掛け合わせが考えられます。
この場合の分野は、ある程度レアなものが条件ですが、例えば、500人に1人(0.2%:東京都の小学校に1人くらい)だとレア度が高くなくても、そのような分野を2つ掛け合わせると2,500人に1人(0.04%=0.2%×0.2%)、3つ掛け合わせると12,500人に1人(0.008%=0.2%×0.2%×0.2%)になります。もちろん、分野そのものがレアでなくても、自分がレアになる=複数の分野で上位500人に入ることでも同じ確率を達成できます。
いずれにしても、ちょっと手を出しては止めるようなことを繰り返していると、何も身に付かない(レアになれない)ばかりか、有用な経験も得にくいでしょうから、まずは、じっくりと取り組める何かを見つけるのがよろしいのではないかという話でした。